映画公開までの間にガンダム00にどーにかして興味もってもらおうという主旨のブログ
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ガンダムをもっとも愛するピグマリオン
刹那が「オレはガンダムだ!」なら、ユニオンのトップガン、グラハム・エーカーは「オレがフラッグ」の立派な変態である。
このような見事な公式ホモは、天津飯・餃子以外に見たことねえ。もっともホモといっても刹那×グラハムなどの腐女子的何かではなく、グラハム×ガンダムというなんともありがたくない方向ではあるが。
一期お耽美語を話すものの比較的真っ当な、部下に愛されるエース・パイロットだったはずのグラハムはあまりにガンダム(というよりもエクシア)がつれないので、段々と恋情が募り、まさに「マシンはオレだ。オレはマシンだ」の境地に到達してしまうのである。
これ、腐女子向けキャラだったとするなら、何を考えて主人公に対してではなく無機物にここまでの執着をさせたのか…… ぶっちゃけ、こいつだけはガチでガンダム・エクシアと駆け落ちしても、「まあ、あるかな」と納得できるような気がする。
ある意味悟り。ある意味究極のプラトニック…… かもしれないが、そのパワー、なんか違う方向に使った方がよかったんじゃね? って気もしないでもない。
それでも! それでも一期はギリギリ人類だった…… 一期最終回、まともにアプローチしたのではてんでダメということを思い知らされた彼は、驚くべき変身を遂げる。
ミスター・ブシドーの誕生である。
冗談抜き、リアルタイム茶吹いた。
カブトムシだと思っていた幼虫が実はカナブンだったというレベルの驚きではない。ナタリー・ポートマンが三輪明宏になるくらいの変革である。変革しすぎて、退化なのか、進化なのか、それすらもわからない。
しかし、我々はここで思い出すのである。
ああ…… グラハムはアメリカ人だったな…… と。アメリカ人ならしゃーない。
おそらく彼はガンダムに振り向いてもらうには、何かが決定的に足りないと思い、間違った選択をしてしまったのだろう。罪があるとするなら、すべては鍛錬と称して何故か山伏の修行をさせたホーマー・カタギリが悪いのである。いや、滝に打たれるのは、武士道関係ないから!
そんなアホな手段を信じてしまう無邪気なところが、なんともヤンキー魂を感じさせて可愛らしくもあるじゃないか。
だが、フラッグがガンダムの足下に及ばないように、彼は二期振られまくる人生を経験する。あなたのためにここまでしたのに何故! てな具合である…… なんかユニオンの男は、みんなアプローチ間違ってるよなあ……。グラハムは、相手ガンダムだけど。
しかし、彼には周囲の優しさをもっと認識して欲しいと私は思う。
一緒に00を見ていた家族は、最終回近くになって「えっ! グラハムがミスター・ブシドーって、彼はバレてないつもりだったの!」と気づいたという。
そう、誰が見てもバレバレの変装。クリスマス時期のパパだって、もうちょっとマシだろう。そこまで一生懸命なグラハムに、そっと見ない振りをしてあげたアロウズの仲間たち……。
君にはまだ、帰れる場所があるんだ。
グラハム・エーカー…… キメたつもりで、ことごとく外している元ユニオンのエース。彼は一期二期通しての密かな愛されっこである。
刹那が「オレはガンダムだ!」なら、ユニオンのトップガン、グラハム・エーカーは「オレがフラッグ」の立派な変態である。
このような見事な公式ホモは、天津飯・餃子以外に見たことねえ。もっともホモといっても刹那×グラハムなどの腐女子的何かではなく、グラハム×ガンダムというなんともありがたくない方向ではあるが。
一期お耽美語を話すものの比較的真っ当な、部下に愛されるエース・パイロットだったはずのグラハムはあまりにガンダム(というよりもエクシア)がつれないので、段々と恋情が募り、まさに「マシンはオレだ。オレはマシンだ」の境地に到達してしまうのである。
これ、腐女子向けキャラだったとするなら、何を考えて主人公に対してではなく無機物にここまでの執着をさせたのか…… ぶっちゃけ、こいつだけはガチでガンダム・エクシアと駆け落ちしても、「まあ、あるかな」と納得できるような気がする。
ある意味悟り。ある意味究極のプラトニック…… かもしれないが、そのパワー、なんか違う方向に使った方がよかったんじゃね? って気もしないでもない。
それでも! それでも一期はギリギリ人類だった…… 一期最終回、まともにアプローチしたのではてんでダメということを思い知らされた彼は、驚くべき変身を遂げる。
ミスター・ブシドーの誕生である。
冗談抜き、リアルタイム茶吹いた。
カブトムシだと思っていた幼虫が実はカナブンだったというレベルの驚きではない。ナタリー・ポートマンが三輪明宏になるくらいの変革である。変革しすぎて、退化なのか、進化なのか、それすらもわからない。
しかし、我々はここで思い出すのである。
ああ…… グラハムはアメリカ人だったな…… と。アメリカ人ならしゃーない。
おそらく彼はガンダムに振り向いてもらうには、何かが決定的に足りないと思い、間違った選択をしてしまったのだろう。罪があるとするなら、すべては鍛錬と称して何故か山伏の修行をさせたホーマー・カタギリが悪いのである。いや、滝に打たれるのは、武士道関係ないから!
そんなアホな手段を信じてしまう無邪気なところが、なんともヤンキー魂を感じさせて可愛らしくもあるじゃないか。
だが、フラッグがガンダムの足下に及ばないように、彼は二期振られまくる人生を経験する。あなたのためにここまでしたのに何故! てな具合である…… なんかユニオンの男は、みんなアプローチ間違ってるよなあ……。グラハムは、相手ガンダムだけど。
しかし、彼には周囲の優しさをもっと認識して欲しいと私は思う。
一緒に00を見ていた家族は、最終回近くになって「えっ! グラハムがミスター・ブシドーって、彼はバレてないつもりだったの!」と気づいたという。
そう、誰が見てもバレバレの変装。クリスマス時期のパパだって、もうちょっとマシだろう。そこまで一生懸命なグラハムに、そっと見ない振りをしてあげたアロウズの仲間たち……。
君にはまだ、帰れる場所があるんだ。
グラハム・エーカー…… キメたつもりで、ことごとく外している元ユニオンのエース。彼は一期二期通しての密かな愛されっこである。
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漢らしい女性陣 VS わんこ男性陣
このアニメ、とにかく女が強い。
どれだけ戦闘力のない女でも、基本「振り回す女」であったりする。特に、スメラギ(クジョウ)のビリーへの残酷な扱いっぷりは、監督か脚本家、なんか嫌な経験でもあったのか、と思うくらい、眼中にない男への態度としてリアルである。合掌。
そんな女たちは、回を重ねるたびにどんどん漢らしくなっていく。
恋愛してるとか、そんなん全然関係ない。最終回のマリナ姫なんか、黒王号も膝を屈して乗せるんじゃないかってくらいの男前っぷりだ。
これが宮崎駿的な、母性に理想を重ねた強さでないのがまたすがすがしい。
それに対して、男性キャラたちは、多くが人の話を聞かない。言うことを聞かない。
マイスターたちの戦術予報士無視っぷりは、ほんとにおまえらイオリアの計画を遂行する気あるのかと。兵士は現場で判断するなと。刹那は女性の寝室に侵入するなと。そうツッコミたくなるほどである。
そんな男性陣は、自分で勝手に納得して勝手に次の段階に進んでいく。誰かと話しあったり、説得されることはない。外見はすべからく受け臭いが、そういう意味では非常に男の子である。ていうかやんちゃである。ていうか命令は聞けよ。
この成長とは別に男性陣にのみ特有の変化がある。
00の男たちは恋すれば恋するほど、わんこになっていくのである………。ライルしかり、ビリーしかり、コーラさんは…… まあ、あれはもう……。ビリーとスメラギの邂逅シーンなど、どう見ても「迷子になって見捨てられたと思っていたグレグレわんこが、飼い主の差し伸べる両手で更正した」図以外の何ものでもない。
そういう意味では、ほとんどすべての男性陣がわんこ属性をもっているといっても過言ではない。
が、そんな情けない部分ももっているメインキャストたちの不完全さが、この作品のキモだと自分は思う。
このアニメ、とにかく女が強い。
どれだけ戦闘力のない女でも、基本「振り回す女」であったりする。特に、スメラギ(クジョウ)のビリーへの残酷な扱いっぷりは、監督か脚本家、なんか嫌な経験でもあったのか、と思うくらい、眼中にない男への態度としてリアルである。合掌。
そんな女たちは、回を重ねるたびにどんどん漢らしくなっていく。
恋愛してるとか、そんなん全然関係ない。最終回のマリナ姫なんか、黒王号も膝を屈して乗せるんじゃないかってくらいの男前っぷりだ。
これが宮崎駿的な、母性に理想を重ねた強さでないのがまたすがすがしい。
それに対して、男性キャラたちは、多くが人の話を聞かない。言うことを聞かない。
マイスターたちの戦術予報士無視っぷりは、ほんとにおまえらイオリアの計画を遂行する気あるのかと。兵士は現場で判断するなと。刹那は女性の寝室に侵入するなと。そうツッコミたくなるほどである。
そんな男性陣は、自分で勝手に納得して勝手に次の段階に進んでいく。誰かと話しあったり、説得されることはない。外見はすべからく受け臭いが、そういう意味では非常に男の子である。ていうかやんちゃである。ていうか命令は聞けよ。
この成長とは別に男性陣にのみ特有の変化がある。
00の男たちは恋すれば恋するほど、わんこになっていくのである………。ライルしかり、ビリーしかり、コーラさんは…… まあ、あれはもう……。ビリーとスメラギの邂逅シーンなど、どう見ても「迷子になって見捨てられたと思っていたグレグレわんこが、飼い主の差し伸べる両手で更正した」図以外の何ものでもない。
そういう意味では、ほとんどすべての男性陣がわんこ属性をもっているといっても過言ではない。
が、そんな情けない部分ももっているメインキャストたちの不完全さが、この作品のキモだと自分は思う。
00における24世紀最高のマダオ
彼は名門カタギリ一族(たぶん)のホープともいえる存在…… 若くしてMS開発の才能を認められており、あのポニーテールはどうも落ち着かないが、とにかくハゲの危険性だけはないので、外見もそんなに悪くない。二期になって独自にトランザムシステムの仕組みを解析するなど、ぶっちゃけ天才である。
彼が唯一もっていなかったもの、それは恋愛方面における才能。。
もっと簡単にいうと、恋愛力。
彼は学生時代に飛び級して同級生となった、7歳も年下の小娘・リーサ・クジョウ(のちに、CBのメンバーとなる戦術予報士) に足かけ10年以上片思い。その間、彼が行った軍事行動は【いつか察して】くれることを期待して、じっと待つ、つまり待ち伏せ(?)。
戦術予報なるものをする、つまり作戦参謀となるような女にそんな選択をしてしまう時点で、誰もが敗北を予感するであろう。でも、彼はやっちゃう。ためらいもなくやっちゃう。だって、ビリーだもん。
そんな彼にも最大のチャンスがやってくる。
一期と二期の間、傷心のクジョウが逃げ込む場所に選んだのは、なんとビリーの家……! しかも、彼女は酒浸り。ついに、マダオ脱却か!?
な~んて夢見たことが、私にもありました。
指一本触れられず終了。
おまえ、ほんとに男なのか!? と言いたくなった視聴者も多いはず。
でもね、責めないであげてください。ビリーはまだ処男なのですから…… つーか童貞。そう、彼に課せられたもうひとつの大きな重荷、それは30代童貞という、今更どう処置していいか17時台のアニメじゃ、ちょっと困るよね~ な設定があった。
なあ、これなんで必要な設定だったのか、自分にはわからんよ、黒田さん……。
だが、そう聞くと、ほとんどの男が「ああ…」と生ぬるく納得してしまうであろう強力な設定でもある……。
ビリー・カタギリ。彼は、溢れる才能と出自、まあまあよい顔に高身長というすばらしい条件をもちながら、それを凌駕するたぐいまれな童貞力をもった技術顧問。
00の世界をかなり楽しくしてくれる愉快なバイプレーヤーである。
彼は名門カタギリ一族(たぶん)のホープともいえる存在…… 若くしてMS開発の才能を認められており、あのポニーテールはどうも落ち着かないが、とにかくハゲの危険性だけはないので、外見もそんなに悪くない。二期になって独自にトランザムシステムの仕組みを解析するなど、ぶっちゃけ天才である。
彼が唯一もっていなかったもの、それは恋愛方面における才能。。
もっと簡単にいうと、恋愛力。
彼は学生時代に飛び級して同級生となった、7歳も年下の小娘・リーサ・クジョウ(のちに、CBのメンバーとなる戦術予報士) に足かけ10年以上片思い。その間、彼が行った軍事行動は【いつか察して】くれることを期待して、じっと待つ、つまり待ち伏せ(?)。
戦術予報なるものをする、つまり作戦参謀となるような女にそんな選択をしてしまう時点で、誰もが敗北を予感するであろう。でも、彼はやっちゃう。ためらいもなくやっちゃう。だって、ビリーだもん。
そんな彼にも最大のチャンスがやってくる。
一期と二期の間、傷心のクジョウが逃げ込む場所に選んだのは、なんとビリーの家……! しかも、彼女は酒浸り。ついに、マダオ脱却か!?
な~んて夢見たことが、私にもありました。
指一本触れられず終了。
おまえ、ほんとに男なのか!? と言いたくなった視聴者も多いはず。
でもね、責めないであげてください。ビリーはまだ処男なのですから…… つーか童貞。そう、彼に課せられたもうひとつの大きな重荷、それは30代童貞という、今更どう処置していいか17時台のアニメじゃ、ちょっと困るよね~ な設定があった。
なあ、これなんで必要な設定だったのか、自分にはわからんよ、黒田さん……。
だが、そう聞くと、ほとんどの男が「ああ…」と生ぬるく納得してしまうであろう強力な設定でもある……。
ビリー・カタギリ。彼は、溢れる才能と出自、まあまあよい顔に高身長というすばらしい条件をもちながら、それを凌駕するたぐいまれな童貞力をもった技術顧問。
00の世界をかなり楽しくしてくれる愉快なバイプレーヤーである。
このブログ記事には以下を含みます。読む人は注意(随時更新)。
・壮大なネタバレ
→ 本筋、キャラの行く末などなど放映済みのものについて伏せる気は、「はい、ないです!」
・キャラいじりたおし
→ 特定のキャラ好きの人には「ひでえ」と思われるくらいいじりますが、注目度が高いからそうなります。これはもはや愛。
・設定資料はあんまりよんでねえ
→ 矛盾あったら指摘してくれ。入手したらすりあわせる。嵌ったの遅いんで、どれから手に入れたものやら……。ま、できる範囲から。
その他個人的なお願い。
どっかで見たことあるやって思っても、触れないでやってください。たのみこむ。
純粋に、もっとたくさんの人に見て欲しい、そういう気持ちでやってます。
最後にどうでもいい「りくそん」のことについて。ほんとにどうでもいい。
・汎用機大好き
・元初代信者
・パトリック隊
・壮大なネタバレ
→ 本筋、キャラの行く末などなど放映済みのものについて伏せる気は、「はい、ないです!」
・キャラいじりたおし
→ 特定のキャラ好きの人には「ひでえ」と思われるくらいいじりますが、注目度が高いからそうなります。これはもはや愛。
・設定資料はあんまりよんでねえ
→ 矛盾あったら指摘してくれ。入手したらすりあわせる。嵌ったの遅いんで、どれから手に入れたものやら……。ま、できる範囲から。
その他個人的なお願い。
どっかで見たことあるやって思っても、触れないでやってください。たのみこむ。
純粋に、もっとたくさんの人に見て欲しい、そういう気持ちでやってます。
最後にどうでもいい「りくそん」のことについて。ほんとにどうでもいい。
・汎用機大好き
・元初代信者
・パトリック隊
2009年3月に放映を終了した「ガンダム00」に、どーにかして興味を持ってもらおうという、ネタ半分・本気半分の記事です。
ガンダムという名前がつくアニメは、はg、おっと、御大が監督したものでさえ、初代ガンダムと比較され、減点方式で採点されるというのが宿命。特に商業ベースに乗せなければ企業として成立しない制作側の方針に、反発感をもっている初代信者も少なからずいます。
うん、自分だ(初っぱな吐く)。
でも、そのせいで割り引いて見て、楽しめるものを楽しめないなんてもったいない!
というか、おもしろいのに正当に評価されていない気がして、もっとここんとこ見てくれよ! と音量をあげることで、映画までの間にちょっとでも興味をもってもらいたい…… という切なる願いを籠めています。
まあ、ツッコミどころが多くて、超笑えるんだけど、そこに触れる人が少ないのが悲しいというか…… 一緒にいじり倒してほしいというか。
そういうブログです。
ガンダムという名前がつくアニメは、はg、おっと、御大が監督したものでさえ、初代ガンダムと比較され、減点方式で採点されるというのが宿命。特に商業ベースに乗せなければ企業として成立しない制作側の方針に、反発感をもっている初代信者も少なからずいます。
うん、自分だ(初っぱな吐く)。
でも、そのせいで割り引いて見て、楽しめるものを楽しめないなんてもったいない!
というか、おもしろいのに正当に評価されていない気がして、もっとここんとこ見てくれよ! と音量をあげることで、映画までの間にちょっとでも興味をもってもらいたい…… という切なる願いを籠めています。
まあ、ツッコミどころが多くて、超笑えるんだけど、そこに触れる人が少ないのが悲しいというか…… 一緒にいじり倒してほしいというか。
そういうブログです。